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タトホン7へ行ってきた
 駅までキャスター付カートを牽いて最寄り駅の改札に入ったとき、タトホンの封筒を家に忘れたことに気付いた。それで入場記録をキャンセルしてもらい改札を出て自宅まで封筒を取りに帰ったけれど再度駅まで歩くのが面倒になって、原動機付き自転車で都立産業貿易センターまで赴いた。新橋のあたりで道に迷ったので11時の開場に遅刻したら、入場はテツイヌさんからブース番号とサークル名を訊かれただけですんなり入れた。入場に封筒はいらなかった。これって別人物、たとえば福山雅治が「西瓜鯨油社、C5-aです」って入場受付したらどうなるんだろうか、と思わないでもなかったけれど、タトホンという部族社会(トライブ)ならこれで済むのだろう。たぶん本の杜という血縁集団社会(バンド)でも可能だ。でも、文学フリマという首長社会(チーフダム)やコミケという国家(ステイト)ではできない芸当である。初参加だからそんなこと知らなかった。次回からは気をつけよう。

11時~15時
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 今回はブース前面に、人気の『西瓜鯨油社宣言』とKindle本のQRコード一覧表を置いた。後者は鯨が不在で通行人がこれ幸いと立ち読みするときに勝手に読み取って1クリックで電子書籍を買ってくれればと思ったのだ。「ここは紙製書籍とかを頒布するイベント」と君は言うかもしれないけれど実際は一人の方がQRコードを読み取って買ってくれて、鯨も別のサークルさんでKindleに取り込めるデータの入ったCD-Rを購入した。時代は変わり同人誌の売り方も変化している(5時間で1400部以上売れた電子書籍)。それと1サークルで1枚使えるお買い物券というものがあることを知ったので鯨も購入時に使ったし、8人の方が弊社同人誌をそのお買い物券を使って購入してくれた。そして今手もとにあるものは『久世純作品集 友達がいない』(歌集)、『日本一の鬼娘』(日本鬼子本)、『フラット・アイアンの事件』(SF)、『フッパ』(No.41,42,43)、『SCST』(spring 2009、若き日の佐藤さんも寄稿)、『こみろんらびっと vol.2』(謎の新生物)、『宇宙の果て』『ViviD』『mitou.』(試聴したら亡くなった祖父鯨と会った)、『日々是空色』(綾瀬眞知佳)、『少女文学者・春呼さん冬のお便りみそひともじ駄文、だもん!篇』(唐草銀河)、『創作サークル5menの取扱説明書』、『1899年の戦友』(高村暦)、『劇団パピヨンの顛末』(ワタリサエコ、軌跡は持っている)、『本?』(解読に時間がかかった)、『ブランニュータウン総集編』(クロ僕屋、エスペラントが使われていて、しかもKindleで読める)、『予防探偵ネロ』(牟礼崎みんく)などである。あと隣に座っていたサイトウユウコさん(143cm)と真乃晴花さん(144cm)が並ぶと未知の部族を発見した文化人類学者の気分を味わえる。それとお隣さんである学習院大学表象文化研究会ブースに遊びに来ていた脳髄博士さんの在り方が好ましかった。おどろおどろしい絵を描かれるのに、お化け屋敷は苦手らしい。コピー紙ラジヲに脳髄博士さんの似顔絵を描いて投稿した。
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15時~撤収、茶話会と二次会
 一旦撤収してから神聖なタトホンの会場内に数脚テーブルを出してその上に置かれたオードブルとおにぎりを摘んで、お茶を口に含んだ。「一度きりの人生、サークル活動をやってみたいと思っている」と言っているちょっと自信無さ気だけれど絵を描いていて志のあるかすたぁど君と話したり、人間集団から一歩引いた場所に立って人間観察を決め込んでいる視姦者、高村暦に話しかけたりした。食べ物とお菓子と飲み物が尽きると会場から立ち去らざるをえない。30人くらいで浜松町駅西口にあるホット東京横丁にしめやかに移動して二次会を催した。終日ガチャガチャをして暮らしたいという崇山祟さんを囲み、脳髄博士さんとまこと高村暦と鯨の5人で小学館の少年誌『コロコロ』向けのガチャガチャ熱血マンガ「ガッツ!ガチャ魂」の構想について話して盛り上がった。酔いから覚めてこの話について君はどう思った? 場末スナックのママである伊織さんの夢を追随して夢に見るというまこには霊感があるけれど、高村暦と牟礼鯨と崇山祟には霊感はない。それから佐藤、古川真弓、Mildの4人は大門の82ALE HOUSEへ移動して渋澤怜の話をし、御拗小太郎さんと小泉哉女さんに捕まっていて後からやってきたみすてーさんからStraycatの今後のアクションについて聴いた。そして増上寺を経て郷里に帰る。
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 小規模でも来客数が少なくても、祝祭集団特有の異様とも云える賑わいと熱狂を見せるのがタトホンの特徴である。それは主催者テツイヌさんの創意工夫の成果だ。単にマッタリしているだけのイベントではない。高度な情報戦を繰り広げるコピー紙ラジヲの緊迫感、落書きスペースでお互いの知性を刺激しあう興奮感、どのタイミングで枚数の限られたお買い物券を使うかという薄冰を履むような恐怖感、スパイシーかつホット。それがタトホンだ。2013年10月6日にあるという次回タトホンではタトクエストに一枚噛みたい。
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by suikageiju | 2013-01-14 01:12 | タトホン | Trackback | Comments(0)