大阪遠征略記
インテックス大阪
 満員状態のニュートラムに乗り換えて中ふ頭駅につくと就活生がたくさんいた。リクルートのイベントがあるらしい。インテックス大阪は東京ビッグサイトの大阪版というような施設で、それぞれの館がビッグサイトよりもやや独立している。その3号館で開催されたCOMIC CITY 大阪80の参加サークルは1000余で、ほとんどが女性サークル、しかも二次創作BLサークルで「英日」や「臨帝」「ロイエド」などの文字がサークルカットで躍っていた。つまり、ここは腐女子とグッズの世界である。男子トイレと女子トイレが女子トイレになり身障者用トイレが男子トイレにあてがわれる世界、陰茎を持っているだけで疎外感をうる世界である。さて、西瓜鯨油社の右隣は「五里のさと」ブースで杏烏龍さん、狭山葵さん他一名が参加されていた。にぎやかワイルドである。そして左隣の「HOLY SHIT」ブースは青井醍醐さんが計算され尽くした動作でブース設営をしており、開場中も完成され洗練された仕種で接客されていた。

全体的に言えば、やはり「女性が多い」という印象だろうか。札幌の同人誌即売会と同じく、物語よりも萌え、そしてグッズを求める一般参加者が多いような気がする。また、10代20代の女性が目立つというのも特徴だろう。文章系に興味を持つ方が少ないというのもそうだけれど、立ち読みをされる方も少なかったような気がする。リクルートスーツ姿の就活女子に「就活生にお勧めな文学揃っています」と呼び込みしても失笑を買っただけだった。あまり同人誌即売会に慣れていないのだろうか、文章系同人が存在することを信じられないのだろうか、それともこれが地方腐女子の奥手さなのだろうか。
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午後1時半をまわれば会場内も閑散としてきて、人通りもまばらになってきた。鯨はあまりの客の少なさに眠気を覚えたほど。そして午後三時にいそいそと撤退した。売上だけで言えば『複雑系』2冊、『コルキータ』3冊、『タロティスト』2冊、鳥久保咲人氏の『浅い眠りいつか失う朝』3冊で、西瓜鯨油社の東京での売上と比較すると4分の1から10分の1という感じだった。けれど、とにかく大阪という弊社初上陸の地で弊社の本を買ってもらえただけでも感謝であり、宮根倖乃さんと出逢えたことも喜びだった。遠征の目的は充分に果たしたといえよう。
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by suikageiju | 2010-06-21 19:09 | 大阪 | Trackback | Comments(0)
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