非公式文学フリマガイドブック小説ガイド
 佐藤さんという人がいる。佐藤という創作文芸サークルで『佐藤』という本を出している佐藤さんである。その佐藤さんがtwitterで何気なく発したつぶやきが文学フリマ関連の人たちに恐慌をまきおこした。その模様は以下のtogetterで楽しむことができる。

 ・文学フリマ非公式カタログ案についてのやりとり
 ・文学フリマ非公式カタログ案から始まった議論 Part2

 昨年末、その佐藤さんに招かれたLOLの屋代さんと鯨は、半信半疑ながら新宿の珈琲西武に集った。そこで佐藤さんより屋代さんと鯨とがガイドブックの責任編集者に選ばれたことを知らされた。その場で屋代さんは吠えるように泣き叫び、鯨は呆然と頭を抱えた。しかし屋代さんも鯨も、もう心は決まっていた。「やりましょう。もう、やるしかないですね」そう屋代さんは半ば諦めたように協力を誓い、鯨も右に倣った。こうして三人は義兄弟の契りを交した。佐藤さんが長兄、屋代さんが次兄、そして鯨が末弟である。
f0208721_19345558.jpg

 その契りのあとで、本題に入った。文学フリマで埋もれてしまった「面白い小説」を発掘するにはどうしたら良いか?そうやって集めた本を武器にして文学フリマの面白さをこの島国中に喧伝するにはどうしたら良いか? どうしたら面白いガイドブックを作ることができるのか? 年末、コミケ帰りの客で賑わう珈琲西武で、「創作文芸の黒きハイエナ」と呼ばれた三人は熱い議論を戦わせた。「それは違うだろ!」 屋代さんは激情の余り佐藤さんを三回は殴ったし、鯨もドサクサにまぎれて屋代さんと佐藤さんを一回ずつ殴った。そして最後には三人で熱い抱擁を交した。

 その激闘によって吐き出された一つの結晶が非公式文学フリマガイドブック小説ガイドにリンクされている憲章である。
小説ガイドは、信頼できるガイドブックでなくてはならない。小説ガイドに掲載できる小説同人誌は、小説ガイドの編集者(以下、編集者)が、価値があると自らの主観で判断して推薦し、かつ責任者全員が承認した小説同人誌のみである。

 もし君が文学フリマで買った創作文芸同人誌のなかに、世に知らしめるべき一冊、世に伝えるべき一篇があったとしたら、そんな本を読んでしまったとしたらどうする? そのまま黙って本棚にしまってしまう? 違うだろう。同人誌とはやがて消えゆくものだ。何もしなければ、そんな本があったことなんて誰もが忘れてしまう。だからこそ、その本が確かに存在したという痕跡をこのくだらない世界に遺すという業績に、一枚噛んでみないか? 君の献身を、未来の文学少女が、そして鯨が待っている。
 鯨はあなたの参加を待ち望み、そして歓迎する。まずは誰のどの本を紹介したいのかmurekujira◎gmail.comか@murekujiraまで教えて欲しい。そのあとで「何をすればいいのか」を案内する。さあ、今こそ蹶起せよ、文学に飢えたる獣どもよ!
[PR]
by suikageiju | 2012-01-18 19:42 | 文学フリマ | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://suikageiju.exblog.jp/tb/17089666
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 『ガリア女』完売 給料日前、千円札一枚で東京を歩く >>