非公式文学フリマガイドブック小説ガイド第三回編集会議
 東日本大震災から約一年となる3月11日午後4時、非公式文学フリマガイドブック小説ガイドの編集会議が再び神田で開催された。編集会議の一回目は昨年末12月30日、二回目は2月11日で、開催は今回で三回目になる。参加メンバーは前回と同じく佐藤、屋代、野条、吉永そして鯨の5人である。地震発生時刻の14時46分にそれぞれの場所、それぞれの方角で犠牲者に黙祷を捧げた5人はそれぞれのお菓子や飲み物を持ち寄りワーカーズ倶楽部に集った。野条さんは徹夜明けで、屋代さんは携帯電話をなくし、鯨は単に眠かったという散々な状況だったが佐藤さんの号令のもと、編集会議の幕は切って落とされた。
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 第二回編集会議から第三回編集会議にかけての一ヶ月間、創作文芸では昨年11月29日の佐藤発言を由来として後出し対抗馬と言っては失礼*なので弟分と言える様々な企画が立ち上がり、小説ガイドを取り巻く状況は大きく動いた。それは例えば松永さんの「みんなの文学フリマ情報wiki」であり、それは例えば島田さんの「小説サークルガイド@COMITIA100」である。そんな種々の自薦運動のなかで唯一他薦という形式をとっているのが我らが非公式文学フリマガイドブック小説ガイドだ。文学フリマの入金期限や紹介文修正期限が迫り、文学フリマ当日の靴音が聴こえる中、この編集会議はいよいよガイドブックのデザインを決める段階にまで到達していた。本になりうる数のレビューを集め、あとは耳穴に溶けた鉛を流し込むように、できあがった型に文章を流し込むのだ。原稿のチェックや内容構成の確認のあと、野条さんが持ってきた頁の模型を広げながら、紙面デザインが話し合われた。やはりデザインは素人だけでは如何ともしがたい領域があって、本業者である野条さんの協力により小説ガイドは女の子も「きゅん」となるような可愛らしい組版を整え、あとは項目ごとの配置を決めるだけとなった。なんとなく、見てくれはいい本ができそうな予感はしている。
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 その後は恒例の神田打ち上げである。「文学フリマの気違い達」を肴に5人は談笑し、この編集会議にメンヘラビッチが入ったら輪姦して穴兄弟になってみんな同じ病気に罹ろうとか(後からよくよく考えるとゴム使う前提はない)、創作文芸で一番かわいいのは近江舞子さんだとか、そういった類の与太話をして神田の夜は更けていった。解散後、帰りが同じ方面の鯨と佐藤さんは新宿は博多天神で替え玉まで平らげ、ミックスジュースを飲み干して帰途に就く。これから一ヶ月がこのガイドブックの正念場である。結局、創作文芸はスター・ワタリサエコにすがるしかないのか、どうなのかを決める一ヶ月だ。
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by suikageiju | 2012-03-11 23:42 | 文学フリマ | Trackback | Comments(0)
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