サークル閉鎖。
by 鯨
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カテゴリ:情報カード( 5 )
情報カードで日々のToDoを管理
 下の紙の束は、1月から4月に及ぶ日々の業務ToDoを情報カードで整理した結果である。1月14日から4月19日まで平日分すべての日数から6日間くらいを引いた数だけ揃っている。
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 もともとは煩雑な業務をこなすために整理ツールとしてToDoリストを必要としていて、5×3サイズのコレクト情報カード(補助6ミリ罫線)でこれを代用した。情報カードでできる24のことの「1.ToDoリストを作成」と「2.メモをとる」の実践である。
 使い方は、階層ToDoのチェックボックス・スタンプと日付を印字した情報カードをいつもスーツのポケットに入れて携帯し、電話を受けながら、あるいはしなければならないことを命ぜられたり思い出したりしたら、そのやらなければならない業務内容を記入していく。そして、その業務をこなしたらボックスにチェックしていく。スーツに入れて動き回るので折れたり、撓んだりするけれど情報カードはある程度厚みがあるので破けることはめったにない。
 この管理方法を実践してから「やり忘れた」という事態に追い込まれるのは減った。もちろんその日のうちにこなせなかったToDoが次の日、次の日と繰り越されることはあるけれど、「やり忘れた」ということは減った。また自分がやらなければならない業務リストの記憶を外部に委託できるので心理的な負担も減る。何をやらねければならないかをその都度一々脳内で思い浮かべて整理する必要はないからだ。マルチタスクは脳の大きな負荷になる。たとえ幾つかの業務を抱え込んでしまってもToDoに落とし込んで紙上でリスト化でいけば脳を煩わせる必要はない、分かっているようで分からないことだ。
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 またToDoだけではなく、欄外や裏に聞いた電話番号やメールアドレス、顧客情報などを書き込むメモとしても使える。これは付箋のように捨てることもなく写真のように保存しているので数日前の情報などを見返して使うこともできる。あとこのように見返して仕事をした気分に浸れる。
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by suikageiju | 2014-04-19 01:15 | 情報カード | Trackback | Comments(0)
情報カードで階層ToDoリストをつくる
 文芸サークルについてまわる諸問題はつきつめると、貨幣時間の2つに絞ることができる。とくに取材旅行をする必要に迫られると交通費や宿泊費が日常生活に深刻なダメージを与え、そして勤務者であれば有給休暇の取得などで精神的に追い詰められながら移動時間と取材時間を確保しなければならない。日本国内ならまだなんとかなる、でも「海外へ行き、現地の様子を見てみないことには」なんて事態になると大変だ。航空券代やホテル代が嵩むのもそうだし、目的地が遠ければ移動だけで2日や3日は要する。そしてその前段階である準備が煩雑だ。そもそも通称「パスポート」、日本国旅券を持っていない、持ってはいるが期限切れだ、なんてことになればそれを申請・取得するところからはじめなければならない。
 ファンタジー小説などでホビットたちやハイタカがさまざまな困難と出会いながらもなかなか自由に国から国へと旅をしているのに憧れたこともあろう。でも我々はそうはいかない。我々の目の前には目に見えない「国境」が立ちはだかっている。許可無くその向こうへ足を踏み入れれば密入国者となる。この小さな第3惑星の地表にへばりついて生きる人類が自分でその地表を区切り、ナワバリを主張して自分たちの自由を束縛している様は滑稽だ。高度なまでに発達した入国管理と身分証明の制度がこのような理不尽を強いているのだと言うのはたやすい。でも、実のところはまだそれらの制度が未熟なためにこのような苦汁の日々を甘受しているのだ。やがて数十年後には、より高度な身分証明と、より魔法じみた入国管理がハイタカのような旅を可能にするだろう。
 期限切れのパスポートをもとに新規にパスポートを申請するにはいくつかの書類が必要で、そのなかでも入手困難なものとして戸籍抄本がある。東京都に住んでいるのに本籍地が他県にある場合はその役所へ郵送で戸籍抄本を発行してくれるよう申請しなければならない。そしてその手続きにもいくつかの書類が必要だ。その期限切れパスポート新規申請に必要な書類を整理するために5×3サイズのコレクト情報カード(補助6ミリ罫線)OSANPO shoppingさんで購入した親子ToDoスタンプを使って、階層ToDoリストを作成した。パスポート新規申請のための親子ToDoの一項目である「戸籍抄本または戸籍謄本」の右にそれを申請するのに必要な親子ToDoを並べる。
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 ToDoリストは業務管理関係のハックでは、莫迦のひとつ覚え感がある。だけど、だからこそ使い勝手が良いのだ。そもそもこの親子ToDoスタンプを使った階層化は日常の仕事管理でも使っている方法で、単純な階層ToDoリストであれば簡単に作ることができる。また、起動の時間を要するスマートフォンなどでの管理とちがい、ポケットに入れておけばToDoをこなすたびに人体の速度でチェックを入れることができる。コピーとペ―ストして繰り返し使う内容や長文でなければ、やはり手書きでメモするのが効率的である。そして情報カードを使いそしてカード管理システムを機能させれば5年後や10年後に同じ事態に陥っても、制度が変わっていなければ再利用することができる。
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by suikageiju | 2014-01-18 08:15 | 情報カード | Trackback | Comments(0)
情報カードを名刺に
 5×3サイズのコレクト情報カード(補助6ミリ罫線)に名前と日付のスタンプだけを捺印して名刺としてみる。名刺代わりに使ってきた西瓜鯨油社宣言ももうすぐ在庫がなくなろうとしている。試みに作った名刺の大きさの比較のために普段使い用の名刺を並べる。
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 まず大きい。従来の名刺サイズよりもでかい。そして何も情報が書かれていない。名前と、その人に名刺を渡すことになった日付しか書いていない。そもそも普段使い用の名刺には名前しか書かれていないけれど、5インチ×3インチと名刺サイズよりも大きい紙なのに名前と日付しか書いていないと、大きさに比べて情報量の少なさが目立つ。
 でもそれだけでいいんじゃないだろうか。
 書類を整理していてこの名刺が出てきたとして、名前と日付さえわかれば、ネット上や手帳などの記録から自分が牟礼鯨という人物とどんな出会い方をしたのかを思い出せるだろう。地下のバーで鳴らしたグラス、見知らぬ天井とうるさい換気扇の音、ゴムについているローションのフレーバー、子供たちの集う賑やかな同人誌即売会。それらを喚起するのは名前と日付、それだけでいいのではないか。それで何も思い出さなければ牟礼鯨とはそれまでの関係だったということではないのか。そうなら思い出す必要もない。
 罫線の引かれた余白の部分は大きいのだから受け取った人に、そこへメモを書き込んでもらう。「牟礼鯨」の読み方、メールアドレス、職業、生き様、何をしているか、読んだ本の感想、第一印象、怨みつらみ、感じたこと、調べたこと、あるいは牟礼鯨に直接訊いたこと、そういった事項を記入できる。あなたなりの牟礼鯨情報でどんどん余白は埋まっていく。
「あなたの情報はこんな5インチにも満たないカードに書けてしまうくらいのそんなちっぽけな人なの?」
「あなたの、短くまとめる力を信じていたのですけれども」
 まず日付が違うので同じ名刺はそんなに枚数がないという希少価値がある。そして書き込まれる内容は上記のように受け取った人それぞれに違う。名刺を発行した数だけの牟礼鯨の情報が存在する。この名刺スタイルは牟礼鯨が一人ではないことを証明する。牟礼鯨は遍在する。牟礼鯨はそれぞれの情報群のなかに遍在している。
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by suikageiju | 2014-01-12 00:05 | 情報カード | Trackback | Comments(0)
情報カードでできる24のこと
 21世紀は有閑頭脳労働者がアナログへ還る世紀である。デシタルは肉体労働の道具と見なされる。そんな時代の奔流のなかで見直され使われるのは、文房具店の片隅で埃をかぶっている情報カード群となるだろう。以下、その情報カードでできること24を並べる。元ネタは24 Things You Can Do With an Index Cardだが、そのままではつまらないので見出し以外はほぼ創作である。ここで言う「情報カード」とはコレクトの5×3情報カード補助6ミリ罫のことだ。

1.ToDoリストを作成
 朝、その日のうちに達成すべき幾つかの事項を情報カードに書き並べる。その数は3~5個など少ない方が良い。ポストイットに書くよりも紙の耐久力があり、あとあと残るものなので、おろそかにできず強制力を増してくる。やがてToDoをこなすことが目的化してくる。

続きは……


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by suikageiju | 2014-01-07 23:18 | 情報カード | Trackback | Comments(0)
カード分類法
 2013年6月くらいからコレクトの5×3情報カード無地を使っている。4月29日に秋葉原のNIJYU-MARUで久保田輝とその他数人の作家と会食したときに久保田氏が「作家の地下水脈」という言葉を使い、たまたま同時期にV.ナボコフが車内でindex cardsに文章を書き込んでいる画像を鯨がネットで見つけ、言葉と画像が脳内で重なった。そして、情報カードを使い始めた。『受取拒絶』の創作過程でもコレクトの無地カードを使った。
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 その後無地カードは図像やスクラップのためのカードとし、文章やメモなどはコレクトの5×3情報カード補助6ミリ罫を使っている。ライフの情報カードは薄くて敬遠した。コレクトの方眼罫であるセクションカードは、そもそも鯨という人はノートについてはとことん方眼罫派なのだが、それは文章にも図像にも中途半端なので使わなかった。もし最初から二種類のカードを使い分けず、一種類のカードしか使わないのであれば5×3のセクションカードだけを使っていただろう。5×3のサイズにこだわるのは国際十進分類法の考案者のひとりであるポール・オトレが世界書誌目録でそのサイズを使っていたからである。また、5×3の補助6ミリ罫カードは日本語の文字にして200~300字が書き込める限度であり物語の核をあまり書きすぎず、それでも必要な情報を載せるために適った大きさだからという理由もある。あらすじは簡潔に言えねばならない。たとえば『トキシン』に寄稿した「同毒療法」の原初アイデアは5×3の補助6ミリ罫カードに書かれた。
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 その他、福岡ポエイチや文学フリマでの西瓜鯨油社ブースに置く値札に補助6ミリ罫カードを使っている。情報を記録、保存、整理するための内向きな情報カードを、値段や書籍情報の提示のために使うという外向きな試みは成功しているとは言い難いが、統一された書式で頒布している本の情報を提示できるので、使えない方法ではないだろう。
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 12月28日、ある程度情報カードがたまってきたので400円くらいでカードボックスを購入し、コレクトの見出しカードを買って「分類」してみた。情報カードの分類といえばPoICメソッドである4カード、つまり「記録、発見、GTD、参照」があるが、これを鯨は「記録、思案、種子、知識、覚書」に分けた。記録はそのままだが、発見は思案に変え、GTDをなくし、参照を知識に変え、覚書を追加した。それぞれ下記のように定義される。
記録: 経験したこと、日記のようなもの
思案: ふと思いついた短文、発見
種子: 物語の骨格、アイデア
知識: 典拠があり参照できる情報
覚書: 講演や創作過程での一連のメモ

 とりあえずの分類であるが、物語作家向けの分類となっている。日常生活の記録や本やネットから得た知識からふわりと浮んだ思案をそのまま思案として肉とするか、それとも物語の骨格となる種子とするかにより分けて、骨格たる種子に肉付けしていく過程を覚書にまとめるのである。
 物語創作は情報学における、ひとつの応用部門ととらえている。生活のありとあらゆる事象に隠された情報をどう得てそれらをどう加工して小説へ、あるいはどう省略して物語へと仕上げるかについて体系的にデータを収集していきたい。その収集過程でカード分類法も変わっていくだろうし、変わっていけばより専門的な物語創作の領域へ達するようになるだろう。


 
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by suikageiju | 2013-12-28 23:38 | 情報カード | Trackback | Comments(0)