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第十一回文学フリマ
 西瓜鯨油社の牟礼鯨である。12月5日(日)開催の第十一回文学フリマに西瓜鯨油社は参加する。過去には第八回・第九回・第十回の文学フリマに参加した。今回の文学フリマでは無料配布物『鏡像段階』を用意している。例年通り、無料冊子はチラシ置き場にも数冊置く予定、もちろん内向きで人見知りなあなたのためでもある。



【配置場所】
 R-10

【頒布物】
<新刊>
『物語群』(500頁)
 『掌編集』と『複雑系』の完売後、待望の掌編・短編集。『コルキータ』の物語世界で、zugzwangな登場人物たちが織り成す73篇の物語群。

鏡像段階(24頁)
 西瓜鯨油社では珍しい現代物。自分は自分の視覚世界に存在するのか、自分の肉体は自分の意識と何らかの関係性があるのか、生きる意味は本当にあるのか、を疑問に思って生活する人のための無料冊子。
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<既刊>
『コルキータ』第二版(172頁)
 「コルキータを買った男は四十日で死んだ」 初恋の罪によって子宮を奪われた美少女娼婦コルキータは恋の呪いを身にまとっていた。この美少女と出会い、初恋の感染症のために狂気へと、戦場へと追いやられる青年ダオ。官能言語による魔術叙事詩、第二版。刊行後一年弱で170冊以上売り上げた人気作。

<委託>
 1103号室の霜月みつかさんがブースに座っています。置物ではなく売り子です。1103号室の本も置いてあります。実はすごい人です。

『少女23区』(80頁)
1103号室全仕事


【備考】
・基本的に売り子が対応しますが、たまに鯨もいます。
・「西瓜鯨油社」は「すいかげいゆしゃ」、「牟礼鯨」は「むれくじら」と読みます。
・質問などがございましたらコメントや「barkituro◎gmail.com」(◎→@)まで。
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by suikageiju | 2010-11-29 06:53 | 文学フリマ | Trackback | Comments(0)
後悔しない第十一回文学フリマ
 昨夜、大学時代の友人で青森県に住むクセルクセス氏から電話があった。戸山キャンパスの秘密の場所で缶ビール片手に朝まで語り明かした仲だ。そのクセルクセス曰く、なんでも土曜日に電車を乗り継いで上京し、12月5日に開催される文学フリマに初めて一般参加する予定とのこと。ちなみに、クセルクセスのイベント経験値は、大学生のときに夏コミに一回行った程度らしい。

「そこで、鯨のお勧めサークルをいくつか教えて欲しいんだ」
「そんなの自分で探しなよ。自分でカタログを読み、自分でブースをまわって、自分で立ち読みし、自分の頭で考えて、自分で買うんだ。有名人が書いているから、有名処だから、人から勧められたからで買うなんて、文学フリマでは小学生の所業と見なされる」
「いつもの鯨節をありがとう。だが文学フリマで使える予算は1万円なんだ。そのうち半分はカタログとか自分の足で探し当てたサークルに費やすよ。でも、せっかく東京くんだりまで出て参加するんだからガッカリはしたくないんだ。鯨は違うし、これは一般論に過ぎないんだけど、同人で文章書いている奴って脳味噌沸いた奴ばっかりのような気がする。だから残りの半分、5000円分は鯨が勧めたサークルの本を買いたい。おまえのモノを見る目だけは信用している」
 なるほど、相変わらずの男たらしだな。
「後半は聞き捨てならないけど、おまえがそこまで言うならいいだろう。じゃ、お勧めだ。まずはナタリー(O-07)。ここで新刊『劇団パピヨンの軌跡』と『一羽の鳥が飛行機から飛び降りる』を買う。これで600円」
「ナタリー、と。書いているのはどんな人なの」
「書いているのはワタリサエコさん、女性だ」
「他の特徴は」
「あまり覚えていない。むしろ女性かどうかも曖昧だ。朧気なイメージしか記憶していない。髪の短い女性だったと思う。年齢20代前半か30代後半」
「ふむ、次は」
笑半紙(O-06)。ナタリーの隣だからまとめて行けばいい。ここで新刊『上の空』と『笑半紙』を買うと、累計1300円だ。太田和彦って人がいる」
「どんな人?」
「ナイスガイ。でもときどき酒臭い」
「酒臭い、っと。次は」
佐藤(K-09)さんとこで何か買うべし」
「佐藤さん?サークル名?それとも書いている人の名前?」
「両方。出し物はまだ不明だからここで1000円使うと仮定して累計2300円。酒臭くはない」
「それって大事だよね。それで?」
「次は絶対移動中(K-01)かな。ここで最新刊『絶対移動中 奇妙』と伊藤鳥子さんの『カノジョ』を購入して累計3100円。伊藤鳥子さんは女性で、敏腕というより豪腕な方」
「それで、次は」
「最後に西瓜鯨油社(R-10)で『物語群』と『コルキータ』を購入。あと1103号室の霜月みつか嬢の『少女23区』を委託しているからここで一気に累計4900円となる」
「いわゆる霜月みつかだね。どんな人なの」
「会えば分かる。最近どっかの文学賞を受賞したとか、しないとか。これでお勧めは終了だね。いくつか抜けているかもしれないけれど、純文学系の小説とか物語を平板に書いていて、ある程度読ませる文章を書く個人サークルのうち、鯨が知っているサークルを5000円以内という制約つきで枚挙するならこんなもんだ」
「ありがとう。これで後悔しない文学フリマになりそうだ」
「本当に。あとは、読んだあとにこの世に生まれ落ちたことを後悔しないよう祈るばかり」
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by suikageiju | 2010-11-28 09:23 | 文学フリマ | Trackback | Comments(0)
第十一回文学フリマ配置
 12月5日(日)に大田区産業プラザPiOで開催される第十一回文学フリマのサークル番号と配置が決まった。西瓜鯨油社の番号は

 R-10

で、また交差点に面したブース配置である。交差点は通行人の足をひかっけて遊べるので大好きだ。それに西瓜鯨油社お得意の土下座もやり放題である。一緒にブース前で円陣組もうぜ! お隣のR-09はふじ乃波奈さん、同じ交差点に面しているのは「幻魚水想記」の会さん、クレヤン編集部さん、風見鶏さんといった面々。そして肝心の背中あわせは痛覚+Wilhelminaさんとのこと。鯨たちの背中は預けた。さて、周辺の皆さん、当日はよろしく。騒がしくなっても怒らないでください。そしてもし怒ってしまったのなら、いいでしょう、言い訳する余地だけください。
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 どんな文学フリマになるかはわからないけれど、大展示ホールではなく小展示ホールに配置されたサークルも気になるけれど、当日の西瓜鯨油社には霜月みつかという江古田無双もいるので安心である。あと西瓜鯨油社の新刊としてきっと500頁20万文字のものを出す予定。「自分が楽しむために出版したけれど、読みたいならお金出して読んでね」という立ち位置で、当日はありたい。
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by suikageiju | 2010-11-16 21:45 | 文学フリマ | Trackback | Comments(0)
COMITIA94感想
 スタッフの皆様、一般参加とサークル参加の皆さん、お疲れ様。西瓜鯨油社のブースに来てくださった方はありがとう。鯨が長い間ブースを留守にしていたのに、弊社ブースに守護霊のようにいてくれた、マスク姿がチャーミングな鳥久保咲人さんにも感謝。今回は余り力を入れずに準備不足でコミティアに挑み、サークルカットには「Girasaux」と書いてあったにもかかわらずギラソーなんてどの本にもいなくて、呼び込みも一切していなかったけれど、楽しかった。売り上げの方は東京初売『奇貨おくべからず』も完売したし、『コルキータ』も6冊(累計176冊)売れた。まずまずである。委託してくれたLumiereと合算して30部といったところ。買ってくれた方には感謝。
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 今回は一年ぶりに山口から友人が来て、お土産に外郎をくれたし、他にも様々なサークルの方々や読者の方々と話した。Twitterで知り合った女子高生も来てくれたし、古書ビビビ経由で弊社を知った方も来てくれた。ここに来訪者全てを書くことはできないけれど、改めて同人誌即売会っていいものだな、と感じた。仕事と両立での文学活動というのは書くほどには容易くないけれど、「西瓜鯨油社」という機能は大事に酷使していきたいと思う。

【戦利品一覧】もう止めようとは思うけれどついつい
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・『藁半紙による笑半紙』、太田和彦、笑半紙
 西瓜糖文学賞応募作「犬の娘」や牟礼鯨によるレビューを掲載。
・『はなちょうちんプー』、くまっこ、象印社
 ふざけた題名のかわいらしい本。
・『アカドンコクロニクル』、北西彩、NorthWest航空
 アカドンコは食べることができるらしい。
・『うそつきむすめ』、伊藤鳥子、絶対移動中
 霜月みつかさんもオススメの一冊。
・『自分勝手な世界のミカタ』、白草、白緑桔梗
 まだサークル名を覚えていない。
・『言葉遊山 第六葉』 F.I.P
 白草さんと島田詩子さんの作品が掲載されている。
・『きらきら突破』、桐生恭丞、夢桜
・『かまどの女神』、桐生恭丞、夢桜
 しゃっくりが止まらなかったけど、愉快な面々
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by suikageiju | 2010-11-14 20:07 | COMITIA | Trackback | Comments(0)