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第十二回文学フリマ配置
 はや二年目を終え、三年目に突入しようとしている西瓜鯨油社の文学フリマ参加。発表された第十二回文学フリマでの配置は久々に島角から解放され

I-12

となった。新刊も何もない、ただ志ある文芸同人作家たちの必読書と成り下がった『コルキータ』新装第三版を抱えて惰性で参加するだけの文学結社にさすがの当局も島角を与えるわけにはいかなかったのだろう。その直近の島角でもある隣は、かのLumiere、鳥久保咲人女史と秋山写伯の巣である。なんとLumiereと西瓜鯨油社は隣同士なのだ。確かに、鯨は短編をLumiereさんの「ROCK音楽×一次創作小説のアンソロ企画本」に寄稿した。しかし、これだけの縁で今までお互いに遠い位置に依拠していたサークルが隣り合わせになることがあるのだろうか。あるはずがない。これは噂で聞いただけだが、確実に日本の文壇の未来を担うだろう1103号室の霜月みつか嬢が、罪なき鯨と垢ぬけた鳥久保咲人女史をまきこんでナニかを企てているらしい。今から楽しみだ!
 それと鯨の左隣I-13はラスプーチンならぬ珀亞楓さんのStORy×TeLLeR。鯨の面と向かってH-12は小林書店さん(小林緑は関係ないらしい?)。それと鯨の背後で蠢くJ-12はすぎやまるさん。そして、Lumiereの真後ろJ-11は、なんと、仙川のほとりに佇む白百合女子大 文芸部である。みなさん、よろしく。牟礼鯨を、どうかよろしく。
 あと君たちはもう小学生ではないのだから大会場でどのように動けばいいのかは分かっていると思う。思うが、しかし、念のため歩行経路を指し示しておく。ゆめゆめ迷うなかれ。
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by suikageiju | 2011-05-24 22:46 | 文学フリマ | Trackback | Comments(0)
文芸同人の分類
 いわゆる文芸同人作家を批評力の高低と創作力の高低とを掛け合わせた4種に分けてみる。もちろん実際には何千種にも分けられるのだけれど種類が多くても煩雑になるだけなので単純に4つに分ける。

αタイプ:批評力が高く創作力も高い。
 同人誌即売会の会場に稀にいるタイプ。見つけられれば稀有、君は高確率で文芸同人に嵌る。そして残存数の稀少さに絶望することになるだろう。「このタイプとの邂逅なしに文芸同人をはじめる(続ける)気にはなれない」というのがαタイプの特徴。少なくとも10年は読むこと、その±1年で文章を書くことに気狂いじみた努力をしてきた人。非同人時代の鯨はこのタイプとの邂逅を目指して足繁くビッグサイトに通っていた。
 
βタイプ:批評力が高く創作力が低い。
 このタイプの人はたぶん文芸同人をやっていないだろう。まず何も書かないし、たとえ書いたとしてもプライドが高いので決して人には読ませようとしないからだ。もし文芸同人をやっていたとしても「筆すさびです」などと言ったりする。ただ、このタイプの人の謙遜は正確である。作品を読むよりも本人と話しているほうがあきらかに面白い。総じて努力をしていない人か、努力の途上にある人。将来的に成長しておもしろいものを書けるようになりαタイプに化けるかもしれない。時々会う。君もきっと会っている。

γタイプ:批評力が低く創作力が高い。
 いわゆる天才タイプ。こういう人は10歳までしかいない。その年齢を越えて努力を続けていればαタイプになるけれど、努力を怠ればすぐβタイプ面に落ちる。文学フリマにはまずいない。もし存在して、幼女なら会ってみたい。

δタイプ:批評力が低く創作力が低い。
 自分の作品に自信がないなら一般人だけれど、自信があったら文芸同人作家。このタイプの人が言う「私の作品はおもしろいです」とαタイプの人の言う「私の作品はおもしろいです」は同じ言葉だけれどまったく意味が違うので注意が必要。「勘違いしちゃったね」と言いたくなるような前衛的な手法で挑戦することもあるけれど、それが敵前逃亡であることにすら気づかない。「シリアス」な作品はむしろ滑稽であり、「コミカル」な作品の方が芸術的だったりする。自己評価はあてにならないので、まず読んでみるしかない。ただ読むと高確率で、興味すら抱いたことを後悔する。熱烈に好きな作家や作品があり、それを真似て創作をはじめたが、模倣家の悲しい性で、単なる劣化品の量産にとどまっている。あるいは単なる努力不足。書いて読んでもらうことよりも、「作家であること」を優先する。文芸同人作家の六割、下手をすると九割がこのタイプ。もちろん本人が楽しいのならそれでいいのだけれど、ただでさえ判断しにくくて選定しにくい文芸同人から人を遠ざけていることも確かである。鯨は好きなタイプ。
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by suikageiju | 2011-05-18 22:50 | 雑記 | Trackback | Comments(0)