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 Tat-Hon6で世田谷本と聞いたので買ってみたらあまりにも世田谷度が薄いので腸捻転した冷亜暦(Alice in Cool Calender)さんの本。
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「さくらくらくら」
 読み始めたら突然文体が変わって内容も突拍子なので「これ書いた子、おかしい子? 」と思ったらリレー小説だった。お題がすべて最初の段落で消化されていることは伏せておこう。※「十二月の天使」参照。

「うつくしいひと」
 オチを気にして読んでいた。想像もしていなかったオチだったので一分くらい最後の行を睨み付けていた。うつしくて心を奪われた。

「十二月の天使」
 冷亜暦の「亜」には気をつけろ、さもないと……な感じ。

「氷に油。」
 京王線で「ちぇ」と舌打ち。暦さんは筆の力でぐいぐい持って行く人だな。

 まったく世田谷関係ないけど、執筆陣は粒揃いだった。個人誌も読みたい、特に亜の人。
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by suikageiju | 2012-03-31 09:03 | 感想 | Trackback | Comments(0)
福岡ポエイチからチラシが届いた!
 福岡で2012年6月10日(日)に開催されるという福岡ポエイチに西瓜鯨油社は申し込んだ。単に遠くへ行きたいなという出来心である。「旅に出たい」という目的だけじゃ野山を当て所なくさまようだけだ。それはもう飽きた。だが「本を持って、それを売りに行く」という目的ができたらどうだろう。大した目的じゃないが、なんだかワクワクしないか。もしかしたら「鎮西遠征」とか言っちゃうのかもしれない、もしかしたら「西瓜鯨油社、九州初上陸」とか言っちゃうのかもしれない。そう、福岡は九州である。ときどき東北や北陸にある福々しい県と間違える人もいるけど違う。手榴弾の街、福岡である。そういえばオリ神の堕天王さんと関西コミティアで隣同士だった。彼は福岡の田舎出身だったなと思ったら既に参加申し込みされていた。あと九州のブリマーと言えば大分県の何故?さん、彼も参加されるとのこと。九州暴発である。
 ポエイチとかいう名前なので詩を主とするイベントなんだろうけれど、関係ない。「【内容】 文学系同人誌の展示即売会および交流会」だ、なら参加できる。鯨は短歌だって詠んだことがある、「道を行く女子高生を数えては2を掛けたれば乳首なりけり」これで充分だろう。なんか文句あっか。
 あとポエイチさんから封筒が届いたので参加案内早いなと思ったら、なんのことはないチラシ束が届いた。大量のチラシだ。「これを東京で配布するのか? 」それに効果があるかどうか分からない。でも配ってみよう。「鯨と福岡へ行かないか? 」そう、そんな調子で。チラシは下に貼っておく。良かったら参加申し込みしてみては。閲覧コーナー設置誌も募集しているってさ。
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by suikageiju | 2012-03-29 20:45 | 福岡 | Trackback | Comments(2)
comitia100スペース確定
 パッとしない毎日を送っている、牟礼鯨である。COMITIA実行委員会から封筒が送られてきた。なんでも5600サークルが参加するというCOMITIA100に、西瓜鯨油社も参加することが許されたらしいのだ。「まさか」、そのまさかである。5000サークルの募集だったのだから「あ、西瓜鯨油社か。密かに書類不備ということで落としておこう」ぐらいの策謀があってもいいはずである。でも実行委員会は西瓜鯨油社にスペースを与えてくれた。なんと、ありがたいことか。そのスペース番号は

 ひ14b

である。両隣の人が哀れで仕方ない。サークルカットは寸法を変えたものを下に置く。
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by suikageiju | 2012-03-27 20:08 | COMITIA | Trackback | Comments(0)
タトホン6
 都立産業貿易センター浜松町館で開催されたタトホン6に一般参加した。前回タトホンに一般参加してから実に2年ぶりである。貿易センターへいくと待機列ができていたので「お、すげえや」と思ったらケモノオンリー同人誌即売会 ふぁーすと3の待機列だった。
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 タトホンの会場は貿易センター3階である。開始の11時よりも随分とはやく着いてしまったので受付にいたテツイヌさんに「一般参加です」と告げたら「隅のテーブルで待っていてください」と言われたのだが、テーブルには椅子がなかった。そこでブースに座ってのんびりしていた佐藤さんに言ってパイプ椅子を出してもらい座って会場内を観察していた。それでも時間を持て余したので佐藤ブースustream紹介などをしていた。
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Video streaming by Ustream
 Tat-Questのブースにいた人は水晶とスペースオペラの人だった。11時に開場してすぐにサークルを廻るのもはずかしいので、見本誌紹介のustreamをやった。まだ見本誌を出していないサークルさんもいたので全サークルの紹介はできていない。


Video streaming by Ustream

 見本誌でいろいろ見てから小説サークルを立ち読みしつつ購入して廻った。以下は戦利品一覧である。

タトホン6で購入した本一覧(敬称略)
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・『-A04』、冷亜暦
 冷村さん、ヒロセアリサさん、高村暦さんの3人サークル。世田谷本ということで購入。

・『人工言語アルカ入門』、クロ僕屋
 人工言語アルカの入門書。フリーペーパーにエスペラントを使っていたりして好感を持てる。「ブランニュータウン」に興味有り。

・『アイレクスの走馬灯』、青波零也、シアワセモノマニア
 声にハリがある青波零也さんとこ。ゲームがついているのか、それとも本がゲームの設定集に過ぎないのか。

・『封戦前夜』、PLUMERIA
 平成陰陽記伝の前段らしい。

・『少女の膝の裏側に』、相川氷牙、Super Selfish Space
 佐藤さんのお隣さん。膝裏界にいる鯨としては見逃せない。

・『あなたに本当に伝えたいこと』、磯崎愛、唐草銀河
 美術部の合宿の話。

・『七曜』、佐藤、佐藤
 あとがきに書いてあるロリババアの解説がおもしろい。

・『ねこのほん』、鳥久保咲人、ぞうのねむるまち

 あとはいりさんがいた。落書きスペースがあったので以下に並べてみる。
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 15時からは黄昏亭のなかやすさん持ち込み企画の「面白いとは何か?」ディスカッション(浜松町白熱教室)に参加した。ぐだぐだ感は否めなかったけれど、いろんな話を聞けて良かった。個人的には麻薬の提案が良かった。いつかサークル参加してみたいね。

追記
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by suikageiju | 2012-03-20 20:22 | タトホン | Trackback | Comments(0)
非公式文学フリマガイドブック小説ガイド第三回編集会議
 東日本大震災から約一年となる3月11日午後4時、非公式文学フリマガイドブック小説ガイドの編集会議が再び神田で開催された。編集会議の一回目は昨年末12月30日、二回目は2月11日で、開催は今回で三回目になる。参加メンバーは前回と同じく佐藤、屋代、野条、吉永そして鯨の5人である。地震発生時刻の14時46分にそれぞれの場所、それぞれの方角で犠牲者に黙祷を捧げた5人はそれぞれのお菓子や飲み物を持ち寄りワーカーズ倶楽部に集った。野条さんは徹夜明けで、屋代さんは携帯電話をなくし、鯨は単に眠かったという散々な状況だったが佐藤さんの号令のもと、編集会議の幕は切って落とされた。
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 第二回編集会議から第三回編集会議にかけての一ヶ月間、創作文芸では昨年11月29日の佐藤発言を由来として後出し対抗馬と言っては失礼*なので弟分と言える様々な企画が立ち上がり、小説ガイドを取り巻く状況は大きく動いた。それは例えば松永さんの「みんなの文学フリマ情報wiki」であり、それは例えば島田さんの「小説サークルガイド@COMITIA100」である。そんな種々の自薦運動のなかで唯一他薦という形式をとっているのが我らが非公式文学フリマガイドブック小説ガイドだ。文学フリマの入金期限や紹介文修正期限が迫り、文学フリマ当日の靴音が聴こえる中、この編集会議はいよいよガイドブックのデザインを決める段階にまで到達していた。本になりうる数のレビューを集め、あとは耳穴に溶けた鉛を流し込むように、できあがった型に文章を流し込むのだ。原稿のチェックや内容構成の確認のあと、野条さんが持ってきた頁の模型を広げながら、紙面デザインが話し合われた。やはりデザインは素人だけでは如何ともしがたい領域があって、本業者である野条さんの協力により小説ガイドは女の子も「きゅん」となるような可愛らしい組版を整え、あとは項目ごとの配置を決めるだけとなった。なんとなく、見てくれはいい本ができそうな予感はしている。
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 その後は恒例の神田打ち上げである。「文学フリマの気違い達」を肴に5人は談笑し、この編集会議にメンヘラビッチが入ったら輪姦して穴兄弟になってみんな同じ病気に罹ろうとか(後からよくよく考えるとゴム使う前提はない)、創作文芸で一番かわいいのは近江舞子さんだとか、そういった類の与太話をして神田の夜は更けていった。解散後、帰りが同じ方面の鯨と佐藤さんは新宿は博多天神で替え玉まで平らげ、ミックスジュースを飲み干して帰途に就く。これから一ヶ月がこのガイドブックの正念場である。結局、創作文芸はスター・ワタリサエコにすがるしかないのか、どうなのかを決める一ヶ月だ。
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by suikageiju | 2012-03-11 23:42 | 文学フリマ | Trackback | Comments(0)
東日本大震災から一年
 西瓜鯨油社の牟礼鯨である。2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震および東日本大震災から1年がたった。前日3月10日にちょっとした手紙が来ててブルーであったとともに生きていることのすばらしさを感じていただけに、その翌日という残酷なタイミングでの地震に、天の采配を憎んだりもした。
牟礼鯨(murekujira)「とにかく生きていて良かった」 2011年3月10日23時06分28秒のTweet.

 以下は地震発生当日をtweetから振り返った個人的な記録である。

2011年3月11日
 その日14時46分は前の職場にいた。専務の席の隣に立って何かを冗談めかして話していたらゆっさゆっさ揺れはじめ「あれ?地震」と事務の女性が言ったので「まさか、そんな」と鯨が言った途端に急に揺れ幅が大きくなった。事務の女性たちが外の道に飛び出すなか、鯨と先輩は自分の机の下にひっこみ、「結構大きいぞ」「長いな」と言いあいながらパソコンのブラウザを立ち上げ、地震情報を開いた。でも、まだ何も情報がなかったのでtwitterを開くと「揺れている」「地震」の文字がずらり。まだその時は事態を把握していなかった。人生で経験した最大の地震かな、と思ったくらいである。
牟礼鯨(murekujira)「tertremegis en orienta Japanujo. cunamos #esperanto」 2011年3月11日15時08分01秒のTweet.

「東日本で大地震だ。津波が来るぞ」、地震発生後最初のtweetは地震発生から22分後でエスペラントである。それまでにネットで情報を集めて、宮城県沖で発生したかなり大きな地震だということがわかった。日本語でつぶやこうとは思わなかった。日本語の情報ならこれからたくさん出回るだろう。それよりもエスペランティストとしてエスペラントで情報を発信すべきだと考えたのだ。
牟礼鯨(murekujira)「ni ne povas labori pro forta tertremo. povas telefoni nenion kaj ne funkcias cxiuj trajnoj #Esperanto」 2011年3月11日15時24分12秒のTweet.

「大きな地震のため働けない。何も電話できないし、鉄道は機能していない」地震発生から38分、このときどこにかけても電話が通じないこと、そして電車が止まってしまったことに気づく。仕事どころじゃなかった。「金曜日だしもう仕事しなくていいんだ!」と喜ぶのと同時に、月曜日も休みならいいな、などと淡い期待も抱いていた。
牟礼鯨(murekujira)「cunamegas pacifiko-marborde en nord-orienta Japanujo. #Esperanto」 2011年3月11日15時29分03秒のTweet.

「東北日本の太平洋岸に大津波が来ている」、cunamoがcunamego(指大辞-eg)になっている。すでにかなり大きな津波が来るという情報が流れていた。東北地方太平洋岸のエスペランティストに注意を促そうとした。
牟礼鯨(murekujira)「神奈川県の停電地域広いな」 2011年3月11日16時26分18秒のTweet.

twitter経由で東京電力の停電情報を見ていた。地震発生から100分後。職場は大丈夫だったけれどこのとき関東地方のかなり広い地域で停電が起こっていることを知る。思わず神奈川県の電力の心配をしてしまうのは仕方がないだろう。そして、もう東京おわった!とも思い始めていた。
牟礼鯨(murekujira)「cunamo #esperanto http://twitpic.com/48eg00」 2011年3月11日17時15分49秒のTweet.

twitterで流れてきた車と青いコンテナ?が津波に流されているこの画像を見て「これはただ事ではない」と気づき始める。同時に興奮してきた。日本おわったか?人生をリセットできるのか!とか様々な妄想が首をもたげた。大震災の重大さをそのころは知らなかった。
牟礼鯨(murekujira)「flughaveno Sendai igxis sub maro #Esperanto」 2011年3月11日17時21分52秒のTweet.

「仙台空港が海の底になった」これもtwitterで得た情報である。空港が水没したというtweetのインパクトに興奮してしまった。これは大震災になるぞと確信してのtweetである。
牟礼鯨(murekujira)「自動車学校で所内教習やって帰ってきた。」 2011年3月11日20時26分14秒のTweet.

18時前に事務所を出た。実は前の職場は家から歩いて15分だったので帰宅難民になることも「帰宅したころには翌朝午前4時だった」という事態に巻き込まれることもなかった。そこですぐに家に帰るのもつまらないと、自動車学校へ行くことにした。電車も止まっているしきっと予約キャンセルも相次いで空いているだろうと思ったら案の上その通りで、空き空きの所内で運転教習をやってきた。なんと暢気な、と思うかも知れないけれど、これくらいの平常心は持って冷静な判断をしないといけないと思う。
牟礼鯨(murekujira)「tertremetas nun...」 2011年3月11日22時18分40秒のTweet.

「今震れている」、余震である。これから何日も余震に悩まされることになる。そして自分が揺れているのかそれとも大地が震れているのか分からなくなる。地震酔いである。
牟礼鯨(murekujira)「atomcentralo Fukusxima havas dangxerecon de radioaktiva poluado. ne ekzistas elektro por malvarmigi atomreaktoron #earthquake #esperanto」 2011年3月11日22時24分48秒のTweet.

「福島原発で放射能汚染の危険あり。原子炉を冷却するための電力が存在していない」このとき、福島原発で放射能汚染の危険があるという情報をtwitterで得る。チェルノブイリ? スリーマイル? そんなことを思ったけれど、後の爆発や避難区域までは想像できなかった。
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by suikageiju | 2012-03-10 20:43 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
みんなの文学フリマ情報ウィキ
 ことのはの松永英明さんが「みんなの文学フリマ情報ウィキ」という文学フリマ参加サークル、文学フリマ作家のためのウィキを開設してくださった。方針とガイドラインにも書いてあるように、これは「自分自身で自分自身についての記事を書く」「自分のサークルについてサークル構成員が書く」「自作品について作者が書く」を原則としている。鯨はアンサイクロペディアで活動していたことがあり、慣れたウィキの編集モードで早速この西瓜鯨油社のページを作成した。

 西瓜鯨油社

 自分で自分の紹介をする。このサイトはウィキ編集に慣れているかどうかよりも、創作技量の差が如実にページの質に反映してしまう危険なサイトである。ある意味、創作文芸作家を死刑台に追い込むような、残酷さを兼ね備えたサイトだ。佐藤さんの非公式文学フリマガイドブック 小説ガイドの問題で、創作文芸作家たちを恐慌状態にまでたたき落としたのは、創作技量の差を対外的に明示することへの恐怖心だった。
 自薦という行為はまるで自分が自作を客観的に批評しているように見せかけたつもりにさせる。しかし、実際に自薦を読む人はその自薦の文章によってその書き手の実力を知り、そしてその書き手が書いた作品について容易に推測できる。そのため自薦に失敗した場合、「自分で自分の作品を薦めている」という創作文芸界隈に住まう人が陥るだろうある種の痛々しさが残ってしまう。この痛々しさのいたたまれなさは創作文芸で長く過ごしてきた人なら、すぐに炬燵の下に隠れたくなるくらいハッキリとした形で経験したことがあるだろう。
 この「みんなの文学フリマ情報ウィキ」と同じような試みに小説サークルガイド@COMITIA100創作文芸見本誌会場HappyReadingがある。これらは本文抜粋と紹介のみだが、自薦であることには変わりない。これらも自薦に失敗した場合、何の計画性も技量もなく自意識をむき出しにしたことの報いとして痛々しさの矢面に立たされる。幸いなのは矢ではなく的を向いているので、そうなったことに自分が気づかないことだ。
 創作技量の差を対外的に明示することへの恐怖心が他薦のガイドブックへの拒否反応をもたらした。しかし他薦は選ばれなかったら単に「見いだされなかっただけだ」という選定者の手落ちで済ますことができるし、それはよくある一般的な手落ちである。だが、自薦の場合は誰かの手落ちで済ませられない、一度失敗したら創作技量の差を対外的に明示するばかりか、「痛々しさ」という泥で自作を汚すことになる。鯨が怖れているのは他薦ではない、自薦とその行為がもたらす痛々しさの泥濘である。
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by suikageiju | 2012-03-04 18:52 | 文学フリマ | Trackback | Comments(0)